日本での啓発よびかけ人
片浪雄一・具芳明・忽那賢志・大曲貴夫・笠井正志 ・青木 眞
耐性菌問題、進まない新しい薬剤の開発。このままでは「治療薬の無い時代、再び」となるのでは?という危機感のもと、各国が幅広い対象に向けて抗菌薬の適正使用を呼びかける啓発をはじめています。
「抗菌薬の適正使用」については様々な書籍があり、関連雑誌の特集が繰り返され、学会の演題や特設シンポジウムも多々開かれています。
しかし、抗菌薬の適正使用は医療者や医療機関だけが取り組んでもうまくいきません。
抗菌薬が必要な状況、不要な状況、どのようにして次世代にこの公共の財産を残していくのかということを伝えていくことが必要です。
2015年10月現在、日本にはこの啓発活動の母体となる組織がありません。そこで、日本でのキックオフのキャンペーンを感染症診療に取り組む有志で行うことにしました。
2016年には各地で様々な取り組みの実がなるよう、種まき活動です。活動には個人でできるもの、地域で取り組めそうなこと等様々な活動があります。ぜひご参加下さい。
動画・ポスター・フライヤー等各種資料の作成。
資料を利用した各地での啓発活動。
第5回織田記念シンポジウム「耐性菌との戦い~医療・地域・未来を守る~」(国際感染症センター 企画)
Facebookグループでの情報交換 Antibiotic Awareness Japan (管理人:具芳明 医師/東北大学病院総合感染症科)
Twitterでの情報交換 @AAD_Japan (日本語)
on Twitter @AAW2015 (in English)